年末年始で食べ過ぎた!胃もたれや胸やけを解決する方法
コラム:2021年1月20日
年末年始は忘年会やお正月などがありつい食べ過ぎてしまうことも多いのではないでしょうか。その結果、胃もたれや胸やけ、体重増加などで後悔する人もいます。
そこで本記事では、食べ過ぎなどによって引きこされる胃もたれや胸やけなどの不快感を解消する方法をご紹介します。
年末年始で暴飲暴食!胃に不快感があるときはどうする?
年末年始はつい暴飲暴食してしまうことも多く、胃もたれや胸やけなどの不快感に悩んでいる人も多いです。また食べ過ぎで体重が増えてしまったと悩む方もいます。
では、食べ過ぎによって引き起こされる胃もたれや胸やけはどのように解消すればいいのでしょうか。
ここではその方法の一例をご紹介します。
水分を多く摂る
特にお酒を多く飲んだ日は、水分を多く摂取しましょう。アルコールには利尿作用があるとされており、体内の水分が不足しがちです。
水分が不足すると、老廃物を溜め込んだり、脂肪の代謝効率が悪くなったりするとされています。
そのため水やお茶など、水分を意識的に摂取しましょう。水は常温、お茶は温かいものを飲むことで、胃腸を休ませることにつながります。
乳製品を摂る
固形物を食べるのがしんどいという時は、牛乳などの乳製品を摂取するのがおすすめです。乳製品は胃の粘膜を保護してくれるとされています。
そのためまずは乳製品を飲んで様子を見るのも一つの方法です。
消化に良いものを食べる
食べ過ぎてしまったときは、おかゆや雑炊のような消化の良い食事を選びましょう。おかゆや雑炊には水分も多く含まれているので、少量でも満足感を得られやすいのがメリットです。
食物繊維を多く摂る
年末年始の暴飲暴食で脂質を多く摂ってしまったなら、食物繊維を多く取りましょう。
便意を促すことにより、腸内に溜まってしまった脂質を落とすことにつながります。
もしサラダなどで食物繊維を摂る場合は、ドレッシングの使いすぎに注意しましょう。ノンオイルのものやポン酢などを選んで、油を抑えるのがおすすめです。
暴飲暴食の翌日は摂取カロリーを考えよう
胃もたれや胸やけが落ち着いてきても、またたくさん食べてしまったらリセットの意味がありません。そのため、暴飲暴食の翌日は摂取カロリーに注意しましょう。
低カロリーでたくさん食べられるものを選んで摂取します。たとえば、野菜を多く入れたスープや鍋料理などがおすすめです。根菜類を中心にし、豆腐や鶏肉を入れることでたんぱく質も摂取できます。
たんぱく質を含んだ食品は消化に時間を要するといわれているため、食事の量を減らしたい時にぴったりです。
食事以外も気を付けよう!胃もたれ対策
胃もたれを解消するには、食事だけでなく他の対策もあります。なかなか治らない場合はこの方法も試してみましょう。
胃を温める
胃もたれがある時には、胃を温めるようにしましょう。たとえば貼るカイロなどを胃の上に貼ることで、ゆっくりと胃を温められます。
温めることにより血行がよくなり、胃の働きを助けるとされています。
上半身や腰を動かす
心身ともにリラックスすることで、胃の働きを良くする方法です。肩や腰などを回したりひねったりするなどの軽い運動をすることで、身体のコリを解消しつつ心身ともにリラックスできるでしょう。
寝る体勢に気を付けよう
横になって休む場合は、体勢に気を付けましょう。胃は飲食物を消化して十二指腸に送りだします。
このためスムーズに飲食物を胃から送り込むには、十二指腸をつながっている右側を下に向けるのがいいとされています。
そのためできるだけ右側を下にして横になるようにしましょう。
症状が重いときは無理せず薬の力を借りよう
胃もたれや胸やけの症状が重い場合は、無理せず症状に合った薬の助けを借りましょう。
特にお酒の飲み過ぎからくる胃痛や胸やけの場合、アルコールによって胃が傷付いている可能性があります。
胃は通常時であれば、粘膜が胃を覆っているので、刺激から守られています。しかしアルコールは分子のサイズが小さいので、粘膜を通りぬけて胃に刺激を与えてしまうのです。
そのため飲みすぎによる胃もたれや胸やけなどの場合は、胃を修復してくれる胃薬を選びましょう。
胃もたれや胸やけの症状が重く悩んでいる方は、そのまま放置せず、まずは出来ることから試してみましょう。ただし、症状が長く続いたり悪化したりする場合には病気が潜んでいる可能性もあるので、その場合は病院の受診を検討してください。
まとめ
年末年始はつい暴飲暴食をしてしまったという方も多いのではないでしょうか。胃もたれや胸やけなどの症状が出てきても、消化の良い食べ物を食べたり、胃を温めたりするなど早めに対処すれば悪化させずに治せるでしょう。
また症状が重ければ、無理せず薬に頼るのもおすすめです。無理をせず自分に合った方法で胃もたれや胸やけなどの不快な症状を治していきましょう。