胃がん切除後に苦しんだ 下痢・胃酸の逆流が解消し 夜間でも良く目が見える

岐阜県美濃市　鳥本茂己さん　72歳（取材時）

胃がんステージⅠで三分の二を切除

「２年前に胃がんが見つかって、ステージⅠなので内視鏡で局所的な治療をするか胃を切るかの選択で、転移などを心配しながら生活するくらいなら、いっそ切ってもらおうと５月に手術をしました」

放射線治療装置など高度で最先端の医療機器を扱う会社の経営をしている鳥本茂己さん。仕事上の付き合いで飲食することも多く、ちょっと胃の調子が悪い時に胃薬を飲むこともよくありました。

「がん細胞は８年かかってがんになると言われています。何年も暴飲暴食をしてきた積み重ねが原因と思っていますし、祖母も胃がんでがん家系の遺伝的要素も大きいでしょうね」

４時間かかった３分の２を切除する手術を終えて麻酔から覚めたとき、血を抜くチューブと酸素を供給するチューブが鼻に入っていました。入院は８日間、仕事は３週間ほど休んで復帰しました。最初の１ヵ月は会社にいるのは２～３時間、休養日も設けて無理しないように気を付けていた鳥本さん。

「困ったのが下痢とガスです。特にお腹にたまったガスがおならになって出るとすごく臭いので、お腹が痛くなるとニオイ消しのスプレーを持ってトイレに駆け込んでいました。特に取引先に行くときは失礼のないように非常に気を使いました」

ノドや胸が焼けつく逆流性食道炎の症状

手術後は体重が一気に10kgも減ってしまい173cm65kgだったのが55kgに、その後も50kgまで痩せてしまいました。飲みに行ってもビールをコップ１杯飲んだだけで酔ってしまうので、ノンアルコールビールに替えました。

「いろいろな人に『痩せましたね』と言われるので、『シェイプアップしたんですよ』と話していたんですけど、皆さんに心配されました」

そして、鳥本さんがもう一つ苦しんでいたのが逆流性食道炎の症状でした。夜は頭の方が高くなるようにして眠っているのですが、ノドや胸の焼けつくような症状で目が覚めてしまい、起き上がって水を飲んでもすぐには落ち着きません。ソファに座って３～４時間過ごしてからまた布団に入るので、日常的に寝不足になってしまいました。

「病院では特に逆流性食道炎の症状に対する薬は出してくれないので、何かいいものはないかとインターネットで検索しました。その時に目に飛び込んで来たのが沖縄野菜のなちゅらだまだったんです」

ノドや食道の症状が消え目もよく見えるように

ゴーヤー以外は馴染みのない野菜でしたが、鳥本さんと同じような症状で悩んでいた方の体験談があったので、これはいいかもしれないと思ってさっそく取り寄せて飲み始めました。

「最初は朝20粒一気に飲んだんですけど、分けた方が良いと書かれていたので10粒ずつ朝晩飲むようにしました。続けていくうちにだんだんノドや食道が焼けつくような症状が減ってきて、今では暴食さえしなければ胃酸が上がってくることはなくなりました」

もう一つ嬉しい変化がありました。それは目の見え方が良くなったことです。いつも車を運転している鳥本さんですが、できるだけ明るいうちに家に帰ろうと思うほど、夜間やトンネルに入った時、道路などの状況が見えにくいのを感じていました。

「それが、なちゅらだまを飲み始めてしばらくすると、しっかり見えるようになって本当にびっくりしました。兄弟や知り合いにも教えてあげて、喜ばれています」

引退を先延ばしして世の中に貢献したい

新型コロナウイルス感染症の影響がまだまだ続いているので、今回もお電話でお話をうかがい、お写真は送っていただきました。

今は、早く仕事を離れてのんびりしたいという気持ちもある鳥本さん。それでも仕事を通じて世の中に貢献したいという思いで、新しい機器の導入を進めています。

「陽子線治療の場合、従来の機器は照射時間が長いため、例えば肺がんのように麻酔をしても動く臓器に陽子線を当てて治療するとがん細胞の周りの細胞まで大きくダメージを受けてしまいます。ところが、アメリカで開発された新しいものはピンポイントで一瞬のうちにガン細胞に当てることができるので、健康な細胞へのダメージがないんです。患者さんの負担も少なくなるので、最新機器の導入を積極的にすすめているところです」

一人でも多くの人の助けになりたいという強い思いで熱心に語ってくださった鳥本さん、そろそろ仕事を引退…という思いを抱きながらも、今日も張り切って仕事に出かけています。

※お客様個人の感想であり、効果効能ではありません。